Other Research

TOC


Other Research Fields では,倉庫・都市といった特定ドメインに限定されない,実世界データを対象とした多様な研究に取り組んでいます.
センシング,3D モデリング,データ圧縮などの基盤技術を中心に,実運用を意識した手法やシステムの研究開発を行っています.
これらの研究は,建築,ロボティクス,シミュレーション,データ基盤など,幅広い分野への応用を視野に入れています.

360度カメラを用いた天井デジタル化

research-ceiling

360度カメラで撮影した屋内空間の動画から,天井伏図(天井の図面)を自動生成する技術に関する研究を行っています.
歩行しながら撮影した360度動画を用いてカメラポーズを推定し,天井構造を復元・レンダリングすることで,図面作成を可能にします.

既存建物のリノベーションにおいては,現況図面が入手できない場合も多く,本研究では現場調査の効率化や設計作業の省力化を目指しています.

点群データを用いた広域・複雑環境の3Dモデル生成

research-pointcloud

LiDAR 等で取得した点群データを入力とし,広域・複雑環境を対象とした3Dモデル生成に関する研究に取り組んでいます.
物体表面の座標情報に加え,物体検出やセグメンテーション技術を用いて,幾何的・意味的に解析された空間モデルを生成します.

これまでに,配送ロボット向けの屋外路面領域を表す3Dベクター地図や,工場環境のセグメンテーション済み3Dモデルの生成手法を開発してきました.
経路計画やシミュレーションへの応用を視野に入れた研究を進めています.

SemantiPack:実世界データ向け高効率圧縮ソフトウェア

research-semantipack

実世界データに付与されたメタデータ(RWD Profile)に基づき,データフィールド毎に最適な圧縮レイヤーを自動適用する,高効率なデータ圧縮ソフトウェア「SemantiPack」の研究開発を行っています.

データ特性に応じた圧縮手法を用いることで,従来手法と比較して圧縮率の大幅な改善を実現しています.
将来的に新たな圧縮アルゴリズムが開発された場合でも,圧縮レイヤーとして追加実装することで,常に最適な圧縮性能を維持できる設計となっています.