We attended MobiSys2024 in Tokyo.
07/06/2024
こんにちは。
河口研究室D2の永田(teru)です。
本記事は、2024年6月3日から7日に東京・虎ノ門ヒルズで行われた、ACM MobiSys 2024に参加したレポートになります。
ACM MobiSys とは
ACM MobiSys は、モバイルコンピューティングとワイヤレスシステム、アプリケーション、サービスの設計、実装、利用、評価に関する革新的で重要な研究を発表することを目的としている国際会議です。主催は ACM SIGMOBILE で、Mobisys はこれまでに 21 回開催されてきました。22 回目となる今年の MobiSys では、Full Paper として 263 件の投稿があり、そのうちの 43 件 ( 16.3 % ) が Accept されていました ( いわゆるトップ会議らしい採択率ですね!)。
また、日本・東京開催ということもあり、日本からの参加者が最多となっていました。
ACM MobiSys 2024 の様子
今回は 5 日間に渡り、様々な本会議やワークショップの発表がありました!(長い!!)
初日は IoT Day / RisingStar / N2Women が開催され、IoT に関する様々な基調講演や若手研究者・女性研究者向けのイベントがありました。僕は Rising Stars Forum の基調講演を聴講して、研究に対する心構えや取り組み方を改めて再認識させられました…。
2-4 日目は Mobisys の本会議の日程で、10 の Full Paper 発表セッションと僕らが発表したポスター・デモセッション等がありました。河口研からは Full Paper に投稿した学生はいませんでしたが、デモ 1 件 (kohama)、ポスター 3 件 (teru, kazuma, haru) の発表を行いました。
個人的には、4 日目の最初に行われた Full Paper の発表で、スマホのディスプレイのリフレッシュレートを用いて、OS に気づかれることなくアプリ間で通信ができるか検証した研究が興味深かったです。
5 日目は Workshop の日で、様々な分野のワークショップが並列で開催されました。
その他
3 日目の夜は Banquet があり、目黒区・雅叙園で素敵なディナーを頂きました。
Banquet の途中で、歌舞伎のショート講演もあり、僕も生で見るのは初めてだったので貴重な経験になりました。
ちなみに、Banquet 会場は河口研 OB の fukurin (と tacky も?) が勤めているオフィスと直結していました。
彼らの活躍については、この記事とこの記事をご覧ください!
また、バーチャルプロダクションを利用した Tokyo Skytalk という催しもあり、河口先生と haru がノリノリで撮影に臨んでいました。こちらの様子は、近日中に河口研チャンネルで公開予定ですので、ご期待ください!
あと、MobiSys の運営メンバーとして河口研の片山特任助教と、カメラマンとして河口研ベンチャーの方も参加しました。
最後に
河口研究室では、Mobisys 以外にも様々な国内外の学術会議に出張しています!
今回の投稿内容についてもっと詳しく聞きたい!河口研に興味があります!という方はぜひ見学へいらっしゃって下さい!
学生へのコンタクトは haru☆ucl.nuee.nagoya-u.ac.jp へどうぞ! (☆を@に変えてください)
河口研はあなたが来るのを楽しみに待っています!