PerCom2024に参加しました
2024/03/27
こんにちは。河口研究室M2の東浦圭亮 (urachan)です。
本記事は、2024年3月にフランス ビアリッツで行われた、The 22nd International Conference on Pervasive Computing and Communication (PerCom2024) の参加レポートになります。
今回参加したPerComについて
PerComはユビキタスコンピューティング分野を扱う国際会議であり、UbiCompと並ぶトップカンファレンスとして知られています。今年度は本会議に158本の論文が投稿され、そのうち23本の論文が採択されました。うち、日本からは3本の論文が採択されました。
今回、urachanが修士2年間で得た成果と研究室全体で取り組んでいる物流倉庫最適化に関する研究をまとめた論文である、 “Semi-Automated Framework for Degitalizing Multi-Product Warehouses with Large Scale Camera Array” が本会議のショートペーパーとして採択され、メインセッションにて本論文の発表を行いました。
論文のダウンロードは次のリンクから:https://db.uclab.jp/show/1486
開催地のフランス・ビアリッツについて
開催地であるビアリッツは、かつて貴族が好んで訪れたリゾート地であり、サーフィンの名所として知られています。 会場近くの海岸に打ち寄せる波はサーフィンに適した非常に大きいものであり、その迫力は名声を裏付けるのに相応しいものでした。 開催月は3月でしたが、会場近くの海岸では多くのサーファーがサーフィンを楽しんでいる光景が見られました。 会場付近のオーシャンビューもとても素晴らしく、会場周辺を散策した際にはリゾートの絶景を楽しめました。
海岸に集まるサーファー
ビアリッツの風景
メインセッションにて論文発表
urachanが国際学会のメインセッションで発表するのは、今回が初めてでした。 英語での発表・質問の受け答えは、英語に苦手意識のある私にとって挑戦的なものであり、うまく乗り切れるか非常に不安でした。実際その予感は的中し、聴衆から受けた質問のうち1つについて意味が取れず、質問時間内に回答できませんでした。 他の発表者は皆流暢に受け答えしていた中でミスをしてしまい、悔しさの残る発表にはなりましたが、権威のある会議で発表した経験は非常に貴重だったと考えています。
発表が行われたメイン会場
プレゼンテーションの様子
各種セッション・バンケットへの参加
PerComではメインセッションの他にも、ポスターセッション・デモセッション・ワークショップなどが行われており、参加者は自由に見学できます。 PerComでは、屋内測位・HAR(Human Activity Recognition)・XR・自動運転など、非常に広範な分野の研究発表が用意されており、 様々な分野に対する知見を深められるのが魅力的でした。
ポスターセッションの様子
デモセッションの様子
また、3日目にはバンケットが開催され、会議参加者との交流を楽しみました。
バンケットで提供された夕食
現地の合唱団の方が歌いに来てくれました
最後に
来年度のPerCom2025は、ワシントンD.C.での開催が予定されています!
今回の投稿内容についてもっと詳しく聞きたい!河口研に興味があります!という方はぜひ見学へいらっしゃって下さい!
学生へのコンタクトは haru☆ucl.nuee.nagoya-u.ac.jp へどうぞ! (☆を@に変えてください)
河口研はあなたが来るのを楽しみに待っています!