目に見えるものが真実とは限らない
2021/03/30
目に見えるものが真実とは限らない.
何が本当で何が嘘か.
この世界は現実なのか?
あなたが見ている夢なのか?
それとも仮想世界なのか?
河口研究室の世界へようこそ.
河口研 M1 林田(linda)です.
今回は研究室にある**MicrosoftのHoloLens2(右)とOculusのQuest2(左)**を紹介しまーす!
河口研では,ロボットと同様に,倉庫などの作業者を対象としたヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いた作業支援の研究を行っており,たくさんのデバイスが導入されました.
また,最近流行りのVR(仮想現実)ですが,他にもAR(拡張現実),MR(複合現実),SR(代替現実),DR(減損現実)といった言葉が増えてきたので,こういった技術をまとめてxRと呼ぶことがあります.これから紹介するHoloLens2はMR,Oculus Quest2はVRの技術を用いたHMDです.
Microsoft HoloLens2
HoloLens2は日本では2020年7月に発売開始されたMRデバイスです.完全に仮想空間に入るVRとは異なり,現実空間に仮想データを表示することができるのがMRの特徴です.2016年に発売された初代HoloLensから大幅に進化しており,視野角や解像度が2倍になり没入感が向上したのはもちろん,タップのような簡単なジェスチャーのみだった操作が,5本指の認識,視線の追跡などにより,実際に物を掴むような感覚でホログラムを操作できるようになりました.また,複数台のHoloLensやタブレットと空間を共有することも可能です.
現在、河口研では4台ものHoloLens2を持っており,みんなでワクワク空間を楽しむことができます!
(HoloLens2を体験中)
Oculus QUEST2
Oculus QUEST2は2020年10月に発売されたVRデバイスです.Oculus QUESTの魅力は6DoF(首の回転,傾き+体の移動)をPC接続なしでできるため,ただ映像を見るだけでなく,実際に体を動かして仮想空間を体感できるところです.QUEST2になって,解像度や処理速度が上がりより没入感が増しました.
(左:Oculus QUEST2,右:初代Oculus QUESTを体験中)
研究ではこれらのデバイスを用いて,ナビゲーションやロボット操作などを行っています.
おまけ
どんな世界が見えてるんだろう?自分も仮想空間に没入してみたい!もっと詳しく知りたい!という人はぜひ気軽に見学(オンラインも可)に来てください!
ただし,例年はアポなしでも大丈夫なのですが,今年は新型コロナウイルスの影響で研究室に誰もいない可能性もあるので,以下のアドレスからアポを取っていただけると助かります!
haru☆ucl.nuee.nagoya-u.ac.jp (☆を@に変えてください)までご連絡ください!
河口研ではあなたが来るのを楽しみに待ってます!